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健康教育コーナー

CT検査とMRI検査の違い、わかりますか?

よく耳にする画像検査。それぞれどんな違いがあるのでしょう。

レントゲン検査

X線が体を通過する際のX線の吸収の差を撮影する検査。数値で撮影でき、立つ座る寝るどんな姿勢でも撮影できるというメリットがあります。

CT検査

レントゲンと同じくX線検査。X線を様々な角度で当てて対向する検出器で連続的に撮影し、コンピュータで処理すると、頭からつま先まで輪切りにした断面や立体的な画像を得ることができます。そのため、レントゲンではっきりとわからない形や大きさ、周囲との接し方がよくわかり、病気を予測しやすくなります。最近では1mm程のスライスまで細かく見ることができるようになり、微小な病変も写すことができます。被爆量はレントゲンの150倍ともいわれているので、本当に必要な時しか撮影しないのが原則です。撮影時間は10~20分と短いですが、真上に寝た姿勢をとらなければ撮影できないので、小さい子供や背中の曲がった高齢者、動けない重症者には向きません。

MRI検査

X線は使わずにドーナツ型磁石の中に入って検査します。人体は磁石の作用を受けると少しずつ違う反応をし、その違いをコンピュータで解析して画像を得ます。病変と正常組織の違いがコントラストによりわかりやすくなります。全身状態が安定している人のみに利用でき、磁場を乱してしまう金属類が体内に入っている場合は検査に適さないことがあります。放射線被爆はありません。

エコー(超音波)検査

動画で見ることができるため、臓器が正しく動き働いているかを確認したり、動きを見ながら針を刺すなどを行えます。これは精密なCTやMRIでもわからない情報です。胆石や肝臓腫瘍などCTやMRIでは得られない情報を得られるものもあります。放射線被爆はありません。骨を超音波が通過しないため、頭部には利用できません。

CTよりも新しく出てきたMRIの方が精密だ、優れていると思われがちですが、胃の状態を調べたり、脳出血やクモ膜下出血にはCTが有効だったりと、それぞれに得意不得意があるのです。

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