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健康教育コーナー

医療用語を学ぼう

病院で診断されたり、人の病気について聞いた時、ついた病名から状態を連想できる場合があります。医療用語の意味合いを学んでみましょう。

潰瘍(かいよう)』とは、粘膜や皮膚の表面が炎症を起こしてくずれ、できた傷が深くえぐれたように傷ついた状態のことをいいます。「潰(かい」は「くずれる」、「瘍(よう)」は「傷やできもの」のことです。同じようにしてできたものでも、傷が浅く、下の層まで至っていない場合は『糜爛(びらん)」といいます。

腫瘍(しゅよう)』とは、細胞が異常に増えて塊になったものを表しています。ある場所にとどまって大きくなるだけの良性の腫瘍と、「浸潤」「転移」を特徴とする悪性の腫瘍があります。悪性の腫瘍は「がん」ともいい、『浸潤(しんじゅん)』周囲を壊しながらしみ込むように広がったり、『転移(てんい)』離れた部分に飛び移って広がったりします。

『炎症(えんしょう)』とは、体を守るために体の一部が熱を持ち、赤く腫れたり痛んだりすることをいいます。体に侵入した細菌やウイルスと、病気から体を守ってくれる白血球が戦うと、炎症が起きます。最近やウイルスが白血球にやっつけられると、膿(うみ)になって体から出ていきます。アレルギーの場合も、外から入ってくる物質に反応して炎症を起こします。

病気』とは、原因や症状、その他身体に起こった変化のうち、まだなんとなくだが不調であるという状態のこと。『疾患(しっかん)』とは、原因や症状が全て判明している状態で、客観的に説明がつく状態のこと。『疾病(しっぺい)』とは、科学的・医学的な専門知識に基づいて診断する病気のことをいいます。

○○障害』とは、体の機能に問題が生じている状態。『○○症』とは、体に起こった不調を指します。『○○病』とは病気の原因や理由がはっきりしていて、定められた条件に当てはまる場合に使います。『○○症候群』とは、原因不明ながら共通の病態がある患者が多い場合に、○○症候群と名前をつけ扱いやすくします。病気の原因が判明するまでは症候群とされることがあります。『○○不全』とは、臓器の力が低下して、本来の役割を果たせていない状態をいい、なぜそうなっているかの原因を病名として表します。

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