健康教育コーナー

疲れ目

遠くと近くを見る時、目の中の「水晶体」が厚さを変えてピントを合わせ、水晶体の周りにある筋肉も伸び縮みしています。近くを見続けると筋肉が縮み続け、硬く緊張し「目の疲れ」を感じます。眼筋の凝りは目の奥にある三叉(さんさ)神経により感じるため目の奥が痛いと感じるのです。
老眼はこのピント調節力が弱まり、近くが見えづらくなります。この状態で近くを見続けると、目が疲れやすくなります。

ここまでが、目の筋肉の疲れです。でも実際に疲れ目を引き起こしているのは「疲れた脳と血流」なのです。

眼筋が凝るのは目の周辺の血流悪化が原因です。筋肉が硬く疲労すると痛みを感じます。目の疲れによる頭痛も血流の悪化が原因です。
目に映ったものが何なのか解読しているのは脳です。脳は疲れてくると、視野を狭め見なければならない最低限の範囲だけにしてしまいます。他の部分は視界に入っているのに脳に認識されていない「見えていない」状態となります。ホルモン分泌や自律神経を調節する「視床下部」が疲れにより不安定になると自律神経失調症になり全身の血流が悪化、涙の量も減りドライアイの原因にも。まずはあらゆる指示を出している脳の疲労を回復させなければいけません。疲れ目

脳疲労を改善させるのは、やはり「血流」です。細胞の回復に必要な酸素と栄養素を運んでいるからです。
脳血流を良くする方法は、ガムを噛む、運動をする、温かい飲み物を飲む、目元や首肩を温める、マッサージ、ストレッチ、姿勢を良くするなどがあります。脱水状態は脳への血流を悪化させます。睡眠は眼筋の凝りを回復させるのに役立ちます。

脳は多くの酸素を消費しているため、血流が悪くなると脳が疲れやすくなります。目が疲れたように感じる時は「脳が疲れたから休憩させて!」というサインなのです

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