健康教育コーナー

脂肪の種類

脂肪細胞には、「白色脂肪細胞」と「褐色脂肪細胞」の2種類があります。中性脂肪を蓄えているのが白色脂肪細胞、いわゆる体脂肪です。褐色脂肪細胞は中性脂肪を蓄えず、逆に脂肪を燃やして熱を作り出します。

加齢による褐色脂肪細胞の減少が、中年太りを引き起こす要因になっているのではないかと考えられています。食事摂取が過剰になると、白色脂肪細胞は脂肪をどんどん取り込んで、一定の大きさまで肥大化し、存在する白色脂肪細胞が脂肪でいっぱいになると、今度は細胞の数を増やしてさらに脂肪を取り込みます。

白色脂肪細胞を部位によって「内臓脂肪」と「皮下脂肪」と呼んでいます。

皮膚と筋肉の間につく皮下脂肪は、内臓脂肪よりも落ちにくい脂肪です。「脂肪分解酵素」による分解が少ないこと、脂肪温度が低く分解しにくくなっていることが原因です。

一方、内臓脂肪は腸の周囲に存在する「脂肪分解酵素」の働きを受け、皮下脂肪より落ちやすいのが特徴ですが、分解を促す成長ホルモンは40代はピーク時の1/5に減少するため、内臓脂肪がつきやすくなります。
肝臓へ流れる血管の通り道に内臓脂肪がたくさんあると、血液に脂肪を溶かし込みながら肝臓へ向かい、脂肪を多く処理する肝臓は肝硬変になります。肝機能が低下すると血液はドロドロになり健康リスクが高まります。内臓脂肪は血糖値を下げるインスリンを取り囲んで無力化させるため血糖値が悪化し、インスリンの不具合による低血糖発作から無性に食べたい気持ちが抑えられなくなります。

脂肪食だけでなく、炭水化物や糖分も中性脂肪として蓄えられるので、たくさん食べてしまいがちなこれらの摂取量にも注意が必要です。

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