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健康教育コーナー

血液の役割とは?

医学では「血流は臓器を守り、修復する」といいます。内臓だけではなく皮膚も臓器の一つです。臓器を治療する時には医薬品や栄養素を血流によって送り届けることで臓器を修復させます。また、体を動かすためには、食べた物をエネルギーに変える必要がありますが、エネルギー生産には酸素が必要です。酸素を運んでいるのも血流です。エネルギーをつくり出すときに二酸化炭素ができてしまいます。二酸化炭素は体にとって害になるので、血流が二酸化炭素を運び出し、肺から呼吸によって排出されます。組織から老廃物を受け取って運ぶ働きもしています。

血流が悪化すると栄養素と酸素が届かずに、エネルギーがつくり出せないため疲れる。力ロリー燃焼量が減る。臓器が修復されない。皮膚再生が遅れる。などが起こり、血流が悪化すると不要な老廃物や二酸化炭素を体外に排出することができず、身体の中に長くとどまるため、倦怠感やだるさといった疲労の原因となるのです。

血流が悪化する原因は、心臓機能の低下や、糖分・脂肪分・アルコールなどによって血液粘度が高まリドロドロになることです。脱水状態でも血液ドロドロになりますので運動時には注意が必要です。血液だけの問題ではなく、血管が細くなることも血流の悪化の原因となります。脱水、タバコ、運動不足、血糖値の上昇、高脂血症、高尿酸血症などは血管を細める原因となります。また、体の細部まで血液を届けるために毛細血管がありますが、毛細血管は血流が悪く使われないと劣化し減少します。血管の形がグニャグニャに蛇行したり、途中で枝分かれしたり、ねじれたりといつたいびつな毛細血管となります。このようになった毛細血管に血液を流すのはとても時間がかかるため、さらに血流が悪化するという悪循環に陥ります。長期間蓄積された脂肪層などでは、毛細血管はこのような状態になります。

このように、血流は私たちの体にとって、とても大切なものだとわかりますね。健康管理をする上で臓器ばかりを気遣いがちですが、血流があなたの体を守っていることを意識して、常に血流が良い状態になるように心がけてください。

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