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NK(ナチュラルキラー)細胞

テレビや雑誌でナチュラルキラー細胞という語をよく聞きますが、どのようなものなのかご存知でしょうか。

40歳を超えると体内には毎日3,000個以上のガン細胞が生まれます。喫煙者にはもっとたくさんのガン細胞が生まれます。体内には、「免疫力」が備わっており、芽生えたガン細胞を破壊します。「出来ては壊される」を繰り返しているのが、ガン細胞というものです。
最初は1個のガン細胞も、いついてしまうと大きなガンの塊になっていきます。その塊がやがて命を奪い去るのは、周知のとおりでしょう。

体内で芽生えたガン細胞を壊すために、多くの細胞が連動して働いています。最初にガン細胞に気づくのは、「マクロファージ」という細胞です。そのマクロファージが、ヘルパーT細胞に指令を出します。指令を受けたヘルパーT細胞は、キラーT細胞に次の指令を出します。指令を受けたキラーT細胞は・・・というふうに、免疫能力を発揮するためには多くの細胞が関与し、いくつかの段階を経ています。

そんな段階を経ていたら、それこそ、ガン細胞に増殖させる余裕を与えてしまいます。ガン細胞には時間的余裕を与えないで、一撃の居合斬りで切り捨てたいものです
その役割を持つのが、ナチュラルキラー細胞です。略して「NK細胞」といわれます。

NK細胞は、リンパ球の10~20%を占めており、ガン細胞抹殺の一番手です。
ストレスでNK細胞の活性が下がることはよく知られていますが、NK細胞の活性度が低い人は、そのままガンにかかりやすいといえます。

NK細胞の活性度は数字で表すことができ、単位は「%(パーセント)」です。100個のガン細胞のうち、何個のガン細胞を居合い斬りで討ち取れるかを数字で示したものになります。だいたい50%あれば、普通といえるでしょう。数字は高いほどいいものです。

NK細胞の活性が20%以下の人も大勢います。そんな人には、適切な健康管理指導を行い、NK細胞の活性が上がるようにしなければいけませんが、あの手この手の努力により、NK細胞活性は上昇します。
健康管理に取り組むときには、自分のNK細胞の数値を知っておいて欲しいものです

食べ物では、キノコに含まれるβグルカンが、NK細胞の活性を高めることが知られています。

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